“鄭玄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていげん33.3%
じょうげん33.3%
ちやうげん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ですから、そこを鄭玄ていげんにとりなしてもらうのです。ともかく、世外せがいの高士に、世俗の働きをさせるところが、この策の妙たるところなんです」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこにあげられた「魯論語」、「斉論語」、「古文論語」、およびそれに連関した張禹ちょうう包咸ほうかん孔安国こうあんこく馬融ばゆう鄭玄じょうげん王粛おうしゅくなどの学者は、周到な考察を受けている。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
しかし隋唐の世には、此の如き異議あるにも拘らず、孔伝が鄭注ちやうちゆうと並び行はれた。鄭は鄭玄ちやうげんである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)