“孔安国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうあんこく50.0%
くあんごく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「古論」には博士孔安国こうあんこくの訓説があったと言われる。「斉論」もこれを保持して教える人があった。それらは一体どんなものであったか。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
そこにあげられた「魯論語」、「斉論語」、「古文論語」、およびそれに連関した張禹ちょうう包咸ほうかん孔安国こうあんこく馬融ばゆう鄭玄じょうげん王粛おうしゅくなどの学者は、周到な考察を受けている。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
通途つうづには孔子の門人の筆する所だとなつてゐる。此書の一本に「古文孝経孔氏伝」がある。孔氏くしとは孔安国くあんごくで、孔子十一世の孫である。此孔伝が果して孔安国の手に成つたか否かは、亦復またまた不詳である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)