“国安”の読み方と例文
読み方割合
くにやす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠州国安くにやす村の石地蔵などは、村の小さな子が小石を持って来て、叩いて穴を掘りくぼめて遊ぶので、なん度新しく造っても、じきにこわれてしまいました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
国貞国芳と並びてこの時代に輩出したる歌川派の画工は国政くにまさ(文政七年歿、年三十八)国丸くにまる(文政年間歿、年三十余)国安くにやす(天保七年歿、年三十余)国長くになが(文政中歿、年四十三)国直くになお(安政元年歿、年六十二)等枚挙まいきょいとまあらず。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)