“安国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やすくに50.0%
あんごく25.0%
ヤスクニ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その国を安国やすくにと平定し、先住の人民を幸福なるものにすることが、一大目的なのでありますから、もともと多く敵を殺す必要はない。
孔伝は安国あんごくに出でたと否とを問はず、兎も角も隋代の古本である。蘭軒はこれを尊重して、喜んで阿部侯に代つて序文を草した。しかし蘭軒は孝経を読むに孔伝を取らずして玄宗注を取つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わがすめみまの尊は、豊葦原の瑞穂の国を、安国ヤスクニと平けくしろしめせと、ことよさしまつりき。