“武蔵太郎安国”の読み方と例文
読み方割合
むさしたろうやすくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとりそのむれを離れた諏訪すわ栄三郎、腰の武蔵太郎安国むさしたろうやすくにに大反りを打たせて、星屑をうかべた池のほとりにたった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
武蔵太郎安国むさしたろうやすくにと坤竜丸をぶっちがえて、泰軒とともに露地を立ち出でた時、中空に月は高く、そして地には、かれのあとから、またもや大小ふたつの影が動くともなくつけていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)