“安国寺”の読み方と例文
読み方割合
あんこくじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或曇つた冬の日の午後、僕等は皆福間先生のひつぎ今戸いまどのお寺へ送つて行つた、お葬式の導師だうしになつたのはやはり鴎外おうぐわい先生の「二人ふたりの友」の中の「安国寺あんこくじさん」である。
二人の友 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それはまだ年の若い僧侶そうりょで、私の内では安国寺あんこくじさんと呼んでいた。
二人の友 (新字新仮名) / 森鴎外(著)