“国上寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくじやうじ66.7%
くがみでら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板額女はんがくぢよ加治かぢ明神山の城主をさの太郎祐森すけもりしつ、古志郡のさんなり。又三歳の小児も知れる酒顛童子しゆてんどうじは蒲原郡沙子塚すなごつか村のさん、今猶屋敷跡やしきあとあり。はじめ雲上山うんしやうざん国上寺こくじやうじ行法印ぎやうほふいん弟子でしなり。
板額女はんがくぢよ加治かぢ明神山の城主をさの太郎祐森すけもりしつ、古志郡のさんなり。又三歳の小児も知れる酒顛童子しゆてんどうじは蒲原郡沙子塚すなごつか村のさん、今猶屋敷跡やしきあとあり。はじめ雲上山うんしやうざん国上寺こくじやうじ行法印ぎやうほふいん弟子でしなり。
良寛さんは、すぐ外に飛び出すと、同じ山の少し上の方にある国上寺くがみでらまで、けるやうにしていつた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)