“僧侶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうりょ72.7%
そうりよ7.1%
ぼうさん4.0%
ばうず4.0%
ばう3.0%
ばうさん3.0%
ぼうず3.0%
ぼう1.0%
おしょうさま1.0%
比丘尊者1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう時にいつでも結局いちばん得をするのは、こういう犠牲者の死屍(しし)にむちうつパリサイあたりの学者と僧侶(そうりょ)たちかもしれない。
自画像 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
微賤(びせん)の一僧侶(そうりよ)吉宗ぬしの落胤(らくいん)と稱し政府(せいふ)に迫(せま)る事急にして其證跡(しようせき)も明かなれば天下の有司(いうし)彼に魅入(みいれ)られ既にお世繼(よつぎ)と仰(あふ)がんと爲たりしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼は自分の身の周囲(まわり)にある年長(としうえ)の友達や先輩ばかりでなく、ずっと遠い昔に歌集や随筆を遺(のこ)して行った徳の高い僧侶(ぼうさん)の生涯なぞを考え
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
理由(わけ)を質(たゞ)してみると、あの僧侶(ばうず)が道筋の宿屋々々で、旅籠銭(はたごせん)の代りに、その書を置いて往つたといふ事が判つた。
何でも三十八年の間引続いて住職を勤め、延宝八年とかに九十二で逝(な)くなつたといふから、随分達者な僧侶(ばう)さんだつたに相違ない。
是(この)山国に住む人々を分けて見ると、大凡(おおよそ)五通りに別れて居ます。それは旧士族と、町の商人と、お百姓と、僧侶(ばうさん)と、それからまだ外に穢多といふ階級があります。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
兎(と)も角(かく)も僕はそういう少年でした。父の剛蔵はこのことを大変苦にして、僕のことを坊頭臭(ぼうずくさ)い子だと数々(しばしば)小言(こごと)を言い、僧侶(ぼうず)なら寺へ与(やっ)て了(しま)うなど怒鳴ったこともあります。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
初めからおしまいまで普通の聖書の通りの文句で、一字一字毎(ごと)に狂いのないところを見ますと、よっぽど信仰の深い僧侶(ぼう)さんが三拝九拝しながら写したもんですね。
悪魔祈祷書 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「あの僧侶(おしょうさま)は年を取らない。あの坊さんが来ると、きっとこの村で一人ずつ死ぬ。誰か死ぬ時に、あの坊さんが来る。」……
僧 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いや実はゲロン・リンボチェ(僧侶(比丘尊者))の許(もと)へ尋ねて参ろうと思って図らず道を失ってこういう所に参りました、ああそうですかというような話で早速沸してある茶などをくれました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)