“落胤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らくいん66.7%
おとしだね23.8%
おとしご9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
微賤びせんの一僧侶そうりよ吉宗ぬしの落胤らくいんと稱し政府せいふせまる事急にして其證跡しようせきも明かなれば天下の有司いうし彼に魅入みいれられ既にお世繼よつぎあふがんと爲たりしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かうむり候へ共是は私しの心付には御座なく全く伊豆守いづのかみ心付なり然共されども先達て將軍の御落胤おとしだねに相違なしと上聞じやうぶんに達し其後の心付なりとて一旦いつたん重役ぢうやく共申出し儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一人や二人の落胤おとしごなど、あとから廻って、どうにでも処置するのがお傅役もりやくの役目とも心得ていた。けれど彼は、しん底から
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)