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落魄
ふりがな文庫
“落魄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らくはく
61.3%
おちぶ
27.0%
おちぶれ
9.0%
らくたく
0.9%
うらぶ
0.9%
らくばく
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らくはく
(逆引き)
何でも
睾丸
(
きんたま
)
にシラミが湧いたから剃るのだ……といったような事を話していたから、余程、
落魄
(
らくはく
)
して帰って来たものであったらしい。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
落魄(らくはく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おちぶ
(逆引き)
源も
万更
(
まんざら
)
憐
(
あわれ
)
みを知らん男でもない。いや、大知りで、随分
落魄
(
おちぶ
)
れた友人を助けたことも有るし、難渋した旅人に恵んでやった例もある。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
落魄(おちぶ)の例文をもっと
(30作品)
見る
おちぶれ
(逆引き)
人品
(
ひとがら
)
が
好
(
よ
)
くって、
痩
(
やせ
)
っこけて、心配のありそうな、身分のある人が
落魄
(
おちぶれ
)
たらしい、こういう
顔色
(
かおつき
)
の男には、得て奇妙な履歴があるものです。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
落魄(おちぶれ)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
らくたく
(逆引き)
しほは
落魄
(
らくたく
)
して江戸に来て、
木挽町
(
こびきちょう
)
の芸者になり、
些
(
ちと
)
の財を得て業を
罷
(
や
)
め、
新堀
(
しんぼり
)
に住んでいたそうである。榛軒が娶ったのはこの時の事である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
落魄(らくたく)の例文をもっと
(1作品)
見る
うらぶ
(逆引き)
国の
興亡
(
こうぼう
)
とはこんなにも
脆
(
もろ
)
いものであったかと痛感しながら、
落魄
(
うらぶ
)
れた身を一変した世の
巷
(
ちまた
)
にさまよわせていた。
人間山水図巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
落魄(うらぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
らくばく
(逆引き)
あゝ
孤獨
(
こどく
)
と
落魄
(
らくばく
)
!
之
(
これ
)
が僕の
運命
(
うんめい
)
だ。僕見たいな
者
(
もの
)
が家庭を
組織
(
そしき
)
したら何うだらう。
妻
(
つま
)
には
嘆
(
なげ
)
きを
懸
(
か
)
け
子
(
こ
)
には悲しみを
與
(
あた
)
へるばかりだ。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
落魄(らくばく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“落魄”の意味
《名詞》
落ちぶれること。零落
(出典:Wiktionary)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
魄
漢検1級
部首:⿁
15画
“落魄”の類義語
零落
“落魄”で始まる語句
落魄居
落魄公卿
落魄流寓
検索の候補
流寓落魄
落魄居
落魄公卿
落魄流寓
“落魄”のふりがなが多い著者
島崎藤村
吉川英治
中里介山
南方熊楠
山本周五郎
橘外男
倉田百三
梶井基次郎
谷崎潤一郎
内田魯庵