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嘆
ふりがな文庫
“嘆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なげ
46.7%
たん
34.4%
かこ
7.4%
なげき
6.6%
こぼ
2.5%
た
1.6%
タン
0.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なげ
(逆引き)
あゝ
孤獨
(
こどく
)
と
落魄
(
らくばく
)
!
之
(
これ
)
が僕の
運命
(
うんめい
)
だ。僕見たいな
者
(
もの
)
が家庭を
組織
(
そしき
)
したら何うだらう。
妻
(
つま
)
には
嘆
(
なげ
)
きを
懸
(
か
)
け
子
(
こ
)
には悲しみを
與
(
あた
)
へるばかりだ。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
嘆(なげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たん
(逆引き)
これに加うるに中国一流の華麗豪壮な
調
(
ちょう
)
と、
哀婉
(
あいえん
)
切々の情、悲歌
慷慨
(
こうがい
)
の辞句と、誇張幽幻な趣と、
拍案
(
はくあん
)
三
嘆
(
たん
)
の熱とを以て
縷述
(
るじゅつ
)
されてあるので
三国志:01 序
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘆(たん)の例文をもっと
(42作品)
見る
かこ
(逆引き)
かの小窮窟な西洋の礼拝堂に貴族富豪のみ車を
駆
(
は
)
せて説教を聞くに、無数の貧人は道側に黒
麪包
(
パン
)
を咬んで身の不運を
嘆
(
かこ
)
つと
霄壌
(
しょうじょう
)
なり。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
嘆(かこ)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
なげき
(逆引き)
たまたま苦労らしい
嘆
(
なげき
)
らしい事があっても、己はそれを
考
(
かんがえ
)
の力で分析してしまって、色の
褪
(
さ
)
めた気の抜けた物にしてしまったのだ。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
嘆(なげき)の例文をもっと
(8作品)
見る
こぼ
(逆引き)
如何にも鰹節が到る所に乾してあった、高くなった高くなったと朝晩勝手で女中を相手に
嘆
(
こぼ
)
している妻の顔などが心に浮んで苦笑しながら無数に乾しひろげられたそれ等を見て通り過ぎた。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
嘆(こぼ)の例文をもっと
(3作品)
見る
た
(逆引き)
で、彦太も、
嘆
(
た
)
め
息
(
いき
)
みたいに、時々、独りいうことがあった。
脚
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘆(た)の例文をもっと
(2作品)
見る
タン
(逆引き)
カカル
秋
(
トキ
)
ニ
意
(
オモ
)
ワザリキ、将星
墜
(
オ
)
チントシテ、我
今生
(
コンジョウ
)
ノ命スデニ終ラントスルヲ天ノ告ゲ給ウアラントハ。——謹ンデ静夜ヲ仰ギ、
昭
(
アキラ
)
カナル天心ニ
告
(
モウ
)
ス。北極
元辰
(
ゲンシン
)
モマタ天慈ヲ垂レ地上ノ
嘆
(
タン
)
ヲ聞キ給エ。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嘆(タン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嘆”の意味
《動詞》
なげく。ひどく悲しく思う。
なげく。ひどく憤る。
感心する。感嘆する。
(出典:Wiktionary)
嘆
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“嘆”を含む語句
嗟嘆
驚嘆
悲嘆
嘆息
嘆願
愁嘆場
愁嘆
可嘆
三嘆
感嘆
讃嘆
嘆声
咏嘆
詠嘆
慨嘆
浩嘆
嘆賞
嘆美
長嘆
嘆服
...
“嘆”のふりがなが多い著者
吉川英治
南方熊楠
蒲原有明
水野仙子
倉田百三
三遊亭円朝
北原白秋
作者不詳
新渡戸稲造
福沢諭吉