トップ
>
浩嘆
ふりがな文庫
“浩嘆”の読み方と例文
読み方
割合
こうたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうたん
(逆引き)
「アア、
美味
(
うま
)
かった……」と、久助は箸と丼を蕎麦屋へ返すと、天にむかって
浩嘆
(
こうたん
)
した。市十郎は、丼の底に余した汁を、お燕の口に与えていた。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここまで来れば大丈夫。モウ一足で目指す薩摩の国境という処まで来ていたが、そこで思いもかけぬ福岡の健児社の少年連が無法にも投獄拷問されているという事実を風聞すると天を仰いで
浩嘆
(
こうたん
)
した。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
駒井が
浩嘆
(
こうたん
)
すると白雲が
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
浩嘆(こうたん)の例文をもっと
(5作品)
見る
浩
漢検準1級
部首:⽔
10画
嘆
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“浩”で始まる語句
浩然
浩瀚
浩歎
浩
浩蕩
浩澣
浩々
浩翰
浩渺
浩大
“浩嘆”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
夢野久作