“浩嘆”の読み方と例文
読み方割合
こうたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「アア、美味うまかった……」と、久助は箸と丼を蕎麦屋へ返すと、天にむかって浩嘆こうたんした。市十郎は、丼の底に余した汁を、お燕の口に与えていた。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここまで来れば大丈夫。モウ一足で目指す薩摩の国境という処まで来ていたが、そこで思いもかけぬ福岡の健児社の少年連が無法にも投獄拷問されているという事実を風聞すると天を仰いで浩嘆こうたんした。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
駒井が浩嘆こうたんすると白雲が
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)