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嘆
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こぼ
ふりがな文庫
“
嘆
(
こぼ
)” の例文
如何にも鰹節が到る所に乾してあった、高くなった高くなったと朝晩勝手で女中を相手に
嘆
(
こぼ
)
している妻の顔などが心に浮んで苦笑しながら無数に乾しひろげられたそれ等を見て通り過ぎた。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
此頃
(
こないだ
)
も、馬流へ行った時、正公のところへ寄って、正公ちったあ上げて貰いやしたかね、と聞いたら、弱ったよ、今月は五十銭も上るかと思ったに、この模様ではお流れだ、と言って
嘆
(
こぼ
)
していやした
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と
嘆
(
こぼ
)
してゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“嘆”の意味
《動詞》
なげく。ひどく悲しく思う。
なげく。ひどく憤る。
感心する。感嘆する。
(出典:Wiktionary)
嘆
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“嘆”を含む語句
嗟嘆
驚嘆
悲嘆
嘆息
嘆願
愁嘆場
愁嘆
可嘆
三嘆
感嘆
讃嘆
嘆声
咏嘆
詠嘆
慨嘆
浩嘆
嘆賞
嘆美
長嘆
嘆服
...