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嘆声
ふりがな文庫
“嘆声”の読み方と例文
読み方
割合
たんせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんせい
(逆引き)
下から、ほッほッという
嘆声
(
たんせい
)
が聞えた。竹見がましらのように身軽にのぼっていったのを、水夫どもが感心しているらしい。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
考えにつかれた
糟谷
(
かすや
)
は、われしらずああ、ああと
嘆声
(
たんせい
)
をもらした。
下女
(
げじょ
)
がおきるなと思ってから、糟谷はわずかに眠った。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
と思わず
嘆声
(
たんせい
)
を挙げてやや
晦冥
(
かいめい
)
になりかけて来た水上三尺の辺を
喰
(
く
)
い付きそうな表情で見つめた。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
嘆声(たんせい)の例文をもっと
(17作品)
見る
“嘆声”の意味
《名詞》
溜息。
感心して発する声。
(出典:Wiktionary)
嘆
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“嘆”で始まる語句
嘆
嘆息
嘆願
嘆賞
嘆美
嘆服
嘆きの河
嘆涙
嘆称
嘆聲
“嘆声”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
田中英光
伊藤左千夫
中島敦
海野十三
佐々木邦
吉川英治
岡本かの子
江戸川乱歩
野村胡堂