“たんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タンセイ
語句割合
丹精43.7%
嘆声16.5%
丹青11.7%
端正9.7%
丹誠7.8%
歎声4.9%
探征1.0%
短聲1.0%
嘆聲1.0%
担生1.0%
淡青1.0%
短生1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何人の丹精で、こんな花園があるかと思われるくらい、地べた一めんに高山植物が花をつけて、ひろい野原に、赤、黄、むらさきと
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
考えにつかれた糟谷は、われしらずああ、ああと嘆声をもらした。下女がおきるなと思ってから、糟谷はわずかに眠った。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
これらの絢爛たる丹青のなみの中からわきおこる琴曲の音いろと、すべてがあまり美しくて、見る者はむしろ哀愁をおぼえるくらいだった。
日本婦道記:墨丸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ベラン氏が、両手を頭の上までさし上げ、真赤になって喚いている。その相手だと見えて、氏の前にいたフランケ青年が、端正な顔をあげていった。
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
最初は、ただただ、私の丹誠めた美しい椅子を、手離し度くない、出来ることなら、その椅子と一緒に、どこまでもついて行きたい、そんな単純な願いでした。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
と新太郎ちやんまで、つい自分の野良犬の地位を忘れて歎声らした程であつた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
探征することを提議する。たとえ荷物をとりに帰るとしても、ぼくらはなにか一つてがらをたてておきたいからだ、諸君はどう思う
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
その夜ぼくらは、探征の第一夜をぶなの林で明かした。あと十五キロメートルばかりで、目的地の北浜に達するのだ。あすの希望をひめて一同早く寝につく。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
此方滊角短聲一發鍼路右舷れば、彼方海蛇丸左舷紅燈れて鍼路り、此方短聲二發鍼路左舷らせば、彼方左舷紅燈はれて鍼路る。
同時滊角短聲三發蒸滊機關ハッタとまつて、廻旋する推進螺旋泡立飛雪く、本船ち二十米突——三十米突後退したとつたが、此時すでにかつた
たあへねえよ、勘次さんもあゝいにねえでもよかんべとふのになあ」嘆聲しては各自伏在してには明白地ふことを見合せてうては
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
書生はいつもそれをいあるいて、かれを担生と呼んでいたが、蛇はいよいよ長大になって、もう担い切れなくなったので、これを県の東の大きい沼のなかへ放してやった。
夜はいとけれど、強く寒き風はち起りぬ。に没せんとする日はなる火の如く、天をば黄金色ならしめ、海をば藍碧色ならしめ、海の上なる群れる島嶼をば淡青なる雲にまがはせたり。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
烈々たる炎の如き感情の動くまゝに、その短生を、火花の如く散らし去つた彼女の勝気な魂は、恐らく何の悔をも懐くことなく縹渺として天外に飛び去つたことだらう。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)