“たんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タンセイ
語句割合
丹精43.9%
嘆声15.9%
丹青12.1%
端正9.3%
丹誠8.4%
歎声4.7%
探征0.9%
短聲0.9%
嘆聲0.9%
担生0.9%
淡青0.9%
短生0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何人の丹精たんせいで、こんな花園があるかと思われるくらい、地べた一めんに高山植物が花をつけて、ひろい野原に、赤、黄、むらさきと
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
考えにつかれた糟谷かすやは、われしらずああ、ああと嘆声たんせいをもらした。下女げじょがおきるなと思ってから、糟谷はわずかに眠った。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
これらの絢爛けんらんたる丹青たんせいのなみの中からわきおこる琴曲の音いろと、すべてがあまり美しくて、見る者はむしろ哀愁をおぼえるくらいだった。
日本婦道記:墨丸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ベラン氏が、両手を頭の上までさし上げ、真赤まっかになって喚いている。その相手だと見えて、氏の前にいたフランケ青年が、端正たんせいな顔をあげていった。
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
最初は、ただただ、私の丹誠たんせいめた美しい椅子を、手離し度くない、出来ることなら、その椅子と一緒に、どこまでもついて行きたい、そんな単純な願いでした。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
と新太郎ちやんまで、つい自分の野良犬の地位を忘れて歎声たんせいらした程であつた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
探征たんせいすることを提議ていぎする。たとえ荷物をとりに帰るとしても、ぼくらはなにか一つてがらをたてておきたいからだ、諸君はどう思う
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
その夜ぼくらは、探征たんせいの第一夜をぶなの林で明かした。あと十五キロメートルばかりで、目的地もくてきちの北浜に達するのだ。あすの希望をひめて一同早く寝につく。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
此方こなた滊角きかく短聲たんせい一發いつぱつ鍼路しんろ右舷うげんれば、彼方かなた海蛇丸かいだまる左舷さげん紅燈こうとうかくれて鍼路しんろみぎり、此方こなた短聲たんせい二發にぱつ鍼路しんろ左舷さげんめぐらせば、彼方かなた左舷さげん紅燈こうとうあらはれて鍼路しんろひだりる。
同時どうじ滊角きかく短聲たんせい三發さんぱつ蒸滊機關じようききくわんひゞきハッタとあらたまつて、ぎやく廻旋くわいせんする推進螺旋スクルーほとり泡立あはだなみ飛雪ふゞきごとく、本船ほんせんたちまち二十米突メートル——三十米突メートル後退こうたいしたとおもつたが、此時このときすでにおそかつた
たゞたあおもへねえよ、勘次かんじさんもあゝいにねえでもよかんべとおもふのになあ」嘆聲たんせいはつしては各自かくじこゝろ伏在ふくざいしてあるものくちには明白地あからさまふことをはゞかやう見合みあはせてたがひわらうてはわづか
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
書生はいつもそれをにないあるいて、かれを担生たんせいと呼んでいたが、蛇はいよいよ長大になって、もう担い切れなくなったので、これをはん県の東の大きい沼のなかへ放してやった。
夜はいとあかけれど、強く寒き風はたちまち起りぬ。まさに没せんとする日はさかりなる火の如く、天をば黄金色わうごんしよくならしめ、海をば藍碧色らんぺきしよくならしめ、海の上なる群れる島嶼たうしよをば淡青たんせいなる雲にまがはせたり。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
烈々たる炎の如き感情の動くまゝに、その短生たんせいを、火花の如く散らし去つた彼女の勝気な魂は、恐らく何の悔をも懐くことなく縹渺へうべうとして天外に飛び去つたことだらう。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)