“きらきら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キラキラ
語句割合
晃々47.8%
燦々20.9%
煌々11.9%
照々3.0%
燦燦3.0%
燦爛3.0%
輝々3.0%
晶々1.5%
杲杲1.5%
端正1.5%
絢粲1.5%
閃々1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その途端に燈火はふっと消えて跡へは闇が行きわたり、燃えさした跡の火皿がしばらくは一人で晃々
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
ところで、極彩色の孔雀が燦々と尾羽を円くひろげた夏の暑熱と光線とは、この旅にある父と子とを少からず喜ばせた。
白帝城 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
山気にいくらかされながらも月はいよいよえ返り、月の真下の木曽川の水は一所蛇の鱗のように煌々と銀色に輝いた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
高い処に照々して間数十ばかりもござりますのを、牛車に積んで来て、背後な森をひかえて、黒塗の門も立木の奥深う、巨寺のようにお建てなされて、東京の御修業さきから
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
化粧などもやや濃く、例の腕環のみは燦爛し。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
上川原野を一目に見て、旭川の北方に連塁の如く蟠居して居る。丘上は一面水晶末の様な輝々する白砂、そろ/\青葉のめかけた大きな檞樹の間を縫うて、幾条の路がうねって居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
日が出ると、晶々とした白金になり、紫水晶末になるのである。山風をあらしと云えば霜の威力を何にえよう? 地の上の白火事とでも云おう。大抵のものはれてしまう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
朝になって室戸岬の沖あいから朝陽が杲杲と登りかけたところで、人夫たちが集まって来た。
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
其飛鳥の都も、高天原広野姫尊様思召しで、其から一里北の藤井原に遷され、藤原の都と名を替えて、新しい唐様端正しさを尽した宮殿が、建ち並ぶ様になった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
容儀人の娘とは見えず、妻とも見えず、しかも絢粲しう装飾れる様は色を売るにやと疑はれざるにはあらねど、言辞行儀の端々らさにもあらざる、畢竟これ何者と
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
閃々と金糸のきらめく、美しいの半襟と、陽炎に影を通わす、居周囲は時に寂寞した、楽屋の人数を、狭い処に包んだせいか、張紙幕が中ほどから、見物に向いて、風をんだか
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)