“燦々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんさん70.9%
きらきら27.3%
さん/\1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京子は燦々さんさんと降り注ぐ月光の中に、はっきりとそれを見たのであった。五十嵐老博士は窓から半身を乗り出して救いを求めていた。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
羅紗らしゃズボンだの、陣羽織だの、足軽笠あしがるがさだの、そして、荷駄にだや馬の首の流れて行く行列の上に、銃と槍と、旗差物はたさしものが、燦々きらきらしていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「歸つてきて、燦々さん/\會で、澤山ためこんでおいた、そつちの演劇しばゐの講義を受けもつてくれない? それに——」
あるとき (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)