トップ
>
『あるとき』
ふりがな文庫
『
あるとき
(
)
』
むさしのの草に生れし身なればや くさの花にぞこころひかるる と口ずさんだりしたが、 「わたしの前生はルンペンだつたのかしらん。遠い昔、野の草を宿としてゐて、冷こんで死んだのかもしれない。それでこんなに家のなかにばかりゐるのかしら?」 門を一 …
著者
長谷川時雨
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「早稻田文學 昭和九年九月號」1934(昭和9)年9月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
室
(
なか
)
香
(
かをり
)
生
(
いき
)
外
(
おもて
)
洋
(
わだ
)
冷
(
ひえ
)
高原
(
やま
)
患
(
わづ
)
霖雨
(
つゆのあめ
)
性
(
しやう
)
氣質
(
たち
)
帆船
(
ジヤンク
)
潮
(
しほ
)
前生
(
さきしやう
)
好
(
この
)
演劇
(
しばゐ
)
漁
(
すなど
)
役
(
えん
)
洋中
(
わだなか
)
頑固
(
かたくな
)
此間
(
こなひだ
)
昨日
(
きのふ
)
汚
(
よご
)
果實
(
くだもの
)
毎年
(
まいとし
)
一度
(
いちど
)
行者
(
ぎやうじや
)
身嗜
(
みだしなみ
)
素
(
す
)
羊羮
(
やうかん
)
千里
(
せんり
)
〆
(
しめ
)
座
(
ざ
)
小
(
こ
)
實
(
み
)
女
(
ひと
)
長
(
なが
)
結
(
ゆ
)
出
(
で
)
羽根
(
はね
)
自分
(
じぶん
)
船
(
ふね
)
其處
(
そこ
)
貴女
(
あなた
)
今朝
(
けさ
)
躾
(
しつけ
)
逢
(
あ
)
原
(
はら
)
門
(
かど
)
二人
(
ふたり
)
下
(
した
)
一足
(
ひとあし
)
齡
(
とし
)
海
(
うみ
)
手
(
て
)
昨夜
(
ゆうべ
)
死
(
し
)
寄
(
よ
)
家
(
うち
)
泥濁
(
どろにご
)
太古
(
たいこ
)
夢
(
ゆめ
)
癖
(
くせ
)
涯
(
はて
)
渡
(
わた
)
土用
(
どよう
)
古
(
ふる
)
口
(
くち
)
灰拔
(
あくぬ
)
微恙
(
びよう
)
異
(
ちが
)