“灰拔”の読み方と例文
読み方割合
あくぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と思つてゐると、すこし痩せたかと思ふが、あの、ありあまる髮をキユツとしめて、無造作に卷いた、色の白い顏が笑つた。胸もともキチンとした縞の着附けで、例によつて灰拔あくぬけのした瀟洒な彼女だ。
あるとき (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)