“灰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はい49.4%
はひ35.3%
あく8.2%
ばい3.5%
へえ2.4%
へい1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、バタバタ、バタバタ、羽(はね)の音をたてながら、空の下の鳥が一羽のこらずあつまってきて、灰(はい)のまわりにおりたちました。
往返(わうへん)し旅人の懷中(ふところ)を狙(ねら)ふ護摩(ごま)の灰(はひ)の頭なり因て半四郎が所持の金に目を懸(かけ)樣々(さま/″\)にして終に道連となりしかば此夜(このよ)何卒(なにとぞ)して半四郎の胴卷(どうまき)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
灰(あく)の抜(ぬ)けた恋慕流しの咽喉(のど)から察するに、相当その道に苦労して、女という女を見事征服してきたに相違ない——。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
井戸の傍(わき)を通ると、釣瓶も釣瓶繩(たば)も流しに手繰り上げてあツて、其がガラ/\と干乾(ひから)びて、其處らに石灰(ばい)が薄汚なくこびり付いてゐた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
「煙草入(たぶこれ)は燒(や)けたつて錢(ぜね)だら灰(へえ)掻掃(かつぱ)けば有(あ)る筈(はず)だ、外(ほか)に盜(と)る奴(や)ざ有(あ)りやすめえし」小柄(こがら)な爺(ぢい)さんの目(め)は光(ひか)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
番「いえー胡麻の灰(へい)かい、それだから夜は戸を明けない方が宜(い)いというのだ、大変な騒ぎが出来た」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)