“降灰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうかい40.0%
こうはひ20.0%
かうくわい20.0%
こうはい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし彼によるこの大爆発の降灰こうかいを浴びても、その外輪や裾野をなしている一族諸武士は
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このやま近時きんじ淺間山あさまやま交代こうたい活動かつどうするかたむきをつてゐるが、降灰こうはひのために時々とき/″\災害さいがい桑園そうえんおよぼし、養蠶上ようさんじよう損害そんがいかうむらしめるので、土地とちひと迷惑めいわくがられてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
此日十月七日は西北に鳴動を聞き、夜灰が降つたと雑記に註してある。試に武江年表をけみするに降灰かうくわいの事を載せない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
イタリーでもつと著名ちよめい火山かざんはヴェスヴィオ(たか千二百二十三米せんにひやくにじゆうさんめーとる)であるが、これが世界的せかいてきにもまた著名ちよめいであるのは、西暦せいれき紀元七十九年きげんしちじゆうくねん大噴火だいふんかおいて、ポムペイ降灰こうはいにて埋沒まいぼつしたこと
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)