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降頻
ふりがな文庫
“降頻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふりしき
88.9%
ふりしきり
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりしき
(逆引き)
梅雨
(
つゆ
)
の
降頻
(
ふりしき
)
る頃には、打渡した水の満ちた田に、
菅笠
(
すげがさ
)
がいくつとなく並んで、せつせと
苗
(
なへ
)
を植ゑて行つてゐる百姓達の姿も見えた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
況
(
まし
)
て飛騨山中の冬の夜は、凍えるばかりに寒かった。霧に似たる
細雨
(
こさめ
)
は隙間もなく
瀟々
(
しとしと
)
と
降頻
(
ふりしき
)
って、濡れたる手足は
麻痺
(
しび
)
れるように感じた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
降頻(ふりしき)の例文をもっと
(8作品)
見る
ふりしきり
(逆引き)
立去
(
たちのき
)
出るに雪は
彌々
(
いよ/\
)
降頻
(
ふりしきり
)
其寒き事絶え難く漸々と裏門口へ出れば豫て宵より伴建部兩人の妻女お松お花は夫と云い合わせて有る事なれば寒きを厭はず待居たりしが斯と見よりお松は立
寄
(
より
)
藤三郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
降頻(ふりしきり)の例文をもっと
(1作品)
見る
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
頻
常用漢字
中学
部首:⾴
17画
“降”で始まる語句
降
降誕祭
降参
降積
降出
降口
降人
降魔
降下
降雪
“降頻”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
作者不詳
三遊亭円朝
田山花袋
泉鏡花
山本周五郎
岡本綺堂