“降下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうか37.5%
ふりくだ25.0%
くだ12.5%
くだり12.5%
こうか12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
體(からだ)はエレベーターのやうに、地下(ちか)へ地下(ちか)へと降下(かうか)してゆくやうな氣持(きもち)だつた。そして遂(つひ)に彼女(かのぢよ)は意識(いしき)を失(うしな)つて了(しま)つた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
及び汝等即ち燃ゆる靈に淨められし後書録(かきしる)せる人々によりこゝより降下(ふりくだ)る眞理もまた我にこの信を與ふ —一三八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
船(ふね)は秒一秒(べういちべう)に沈(しづ)んで行(ゆ)く、甲板(かんぱん)の叫喚(けうくわん)はます/\激(はげ)しくなつた。終(つひ)に「端艇(たんてい)下(おろ)せい。」の號令(がうれい)は響(ひゞ)いて、第(だい)一の端艇(たんてい)は波上(はじやう)に降下(くだ)つた。此時(このとき)私(わたくし)は春枝夫人(はるえふじん)を見返(みかへ)つたのである。
我またこの時四方より近づく多くの大いなる禍ひによりてわがさきに見ざりし降下(くだり)と廻轉(めぐり)とを見たり 一二四—一二六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
其音(そのおと)を聞(き)きながら、つい、うと/\する間(ま)に、凡ての外(ほか)の意識は、全く暗窖(あんこう)の裡(うち)に降下(こうか)した。が、たゞ独り夜(よる)を縫(ぬ)ふミシンの針(はり)丈が刻(きざ)み足に頭(あたま)の中(なか)を断(た)えず通(とほ)つてゐた事を自覚してゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)