“かうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カウカ
語句割合
高價40.0%
降下30.0%
浩歌10.0%
降霞10.0%
高厦10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自體人間の生存税は滅切(めつきり)高價(かうか)になツて來た、殊(こと)に吾々(われ/\)藝術家は激戰(げきせん)の最(さい)中で平和演説(へいわえんぜつ)を行(や)ツてゐるやうなもんだから、存立(そんりつ)が危(あやふ)い!………これからは誰が俺の腑(ふ)を充(みた)して呉れるんだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
遂(つひ)に、吾等(われら)は、大佐(たいさ)の家(いへ)から四五町(ちやう)距(へだゝ)つた海岸(かいがん)に降下(かうか)した。勢(いきほひ)よき水兵等(すいへいら)の歡呼(くわんこ)に迎(むか)へられて、輕氣球(けいききゆう)を出(で)ると、日出雄少年(ひでをせうねん)は、第一(だいいち)に稻妻(いなづま)の首輪(くびわ)に抱着(だきつ)いた。
鶴飼橋畔(つるかひけうはん)の夜景に低廻して、『わが詩の驕(おご)りのまのあたりに、象徴(かたど)り成りぬる栄(はえ)のさまか』と中天の明月に浩歌(かうか)したりし時、我と共に名残なくその月色を吸ひたるもこれ也。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
昌黎(しやうれい)信(まこと)とせず、審(つまびらか)に其(そ)の仔細(しさい)を詰(なじ)れば、韓湘(かんしやう)高(たか)らかに歌(うた)つて曰(いは)く、青山雲水(せいざんうんすゐ)の窟(くつ)、此(こ)の地(ち)是(こ)れ我(わ)が家(いへ)。子夜(しや)瓊液(けいえき)を飱(そん)し、寅晨(いんしん)降霞(かうか)を咀(くら)ふ。琴(こと)は碧玉(へきぎよく)の調(てう)を彈(たん)じ、爐(ろ)には白珠(はくしゆ)の砂(すな)を煉(ね)る。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
げにや榮華は夢か幻(まぼろし)か、高厦(かうか)十年にして立てども一朝の煙にだも堪へず、朝夕玉趾(ぎよくし)珠冠(しゆくわん)に容儀(ようぎ)正(たゞ)し、參仕(さんし)拜趨(はいすう)の人に册(かしづ)かれし人、今は長汀(ちやうてい)の波に漂(たゞよ)ひ、旅泊(りよはく)の月に跉跰(さすら)ひて
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)