“存立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そんりつ75.0%
ぞんりつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自體人間の生存税は滅切めつきり高價かうかになツて來た、こと吾々われ/\藝術家は激戰げきせんさい中で平和演説へいわえんぜつツてゐるやうなもんだから、存立そんりつあやふい!………これからは誰が俺のみたして呉れるんだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
表と裏とは物の存立そんりつ条件
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
脩が十二月に静岡の渋江塾を閉じた。川田が宮城県第一中学校長に転じて、静岡中学校の規則が変更せられ、渋江塾は存立ぞんりつの必要なきに至ったのである。伊沢柏軒の嗣子いわおが十一月二十四日に歿した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)