“存候”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぞんじさふらふ27.3%
ぞんじそうろう27.3%
ぞんじそろ27.3%
ぞんじさふら9.1%
ぞんじそうら9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“存候”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 能楽 狂言5.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
唯今ただいまの此の気分苦く、何とも難堪たへがたき様子にては、明日は今日よりも病重き事と存候ぞんじさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
此命このいのち御前様おんまへさまに捨て候ものに無御座候ござなくさふらはば、外には此人の為に捨て可申まをすべく存候ぞんじさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
陳は手前の背後より抱付だきつきて匕首を突刺し其まま何処いずくへか逃去申候にげさりもうしそうろう、たいへんなる痛手にて最早余命幾許いくばく無之これなく存候ぞんじそうろう
「重々難有ありがたき御言葉。何分老年と申し覚束おぼつかなき事に存候ぞんじそうろう。しかし御方様よりの仰せに付、かしこまり奉る。まことに身に余る面目。老体を顧ず滞京、千代造稽古の儀御請おうけ申上もうしあげ候」
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
なまけ者の証拠しようこ存候ぞんじそろこの仕方しかたがない時江川えがはの玉乗りを見るにさだめたる事有之候これありそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
今もしかなるべくと存候ぞんじそろ愈々いよ/\益々ます/\しかなるべくと存候ぞんじそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
私事恥を恥とも思はぬ者との御さげすみをかへりみず、先頃して御許おんもとまでさんし候胸の内は、なかなか御目もじの上のことばにも尽しがたくと存候ぞんじさふらへば
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
愚なる者の癖に人がましき事申上候やうにて、誠に御恥おんはづかし存候ぞんじさふらへども、何とも何とも心得難こころえがた存上候ぞんじあげさふらふは、御前様おんまへさま唯今ただいまの御身分に御座候ござさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
知性の極というものは、……の馬場の言葉に、小生……いや、何も言うことは無之これなき候。映画ファンならば、この辺でプロマイドサインを願う可きと存候ぞんじそうらえ共、そして小生も何か太宰治さま、よりの『サイン』に似たもの、欲しとは存じ候え共、いけませんでしょうか。御伺い申上候。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)