“覚束”のいろいろな読み方と例文
旧字:覺束
読み方(ふりがな)割合
おぼつか99.4%
いぶせし0.3%
おぼつ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“覚束”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
尤も霜は近眼の上、日頃みなみなになぶらるる臆病者に御座候間、明星を十字架とも見違へ候や、覚束おぼつかなき限りと存じ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
私は雨に濡れながら、覚束おぼつかない車夫の提灯の明りを便りにその標札の下にある呼鈴よびりんボタンを押しました。
魔術 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
おお、弥之じゃ、弥之じゃ。……されば、逐々ありありて戻り来しか。来る年も来る年も待ちったが、冥土の便宜びんぎ覚束いぶせしないか、いっこう、すがたをお見されぬ。今もいま、ばば刀自とじ愚痴かごというていた。
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「そこまでその方が申すなら、見せても遣わそう。したが、この独創天心の流儀は、そのように焦心、狂躁いたすようでは、なかなか悟入することは覚束おぼつかないぞ——」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)