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おぼつか
ふりがな文庫
“おぼつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
覚束
83.3%
覺束
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
覚束
(逆引き)
……お前さんに漕げるかい、と
覚束
(
おぼつか
)
なさに念を押すと、浅くて
棹
(
さお
)
が届くのだから仔細ない。
但
(
ただ
)
、一ヶ所
底
(
そこ
)
の知れない
深水
(
ふかみず
)
の穴がある。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
これではとても文学でパンを得る事は
覚束
(
おぼつか
)
ないと
将来
(
ゆくすえ
)
を
掛念
(
けねん
)
したばかりでなく、実は『浮雲』で多少の収入を得たをさえ恥じていた。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
おぼつか(覚束)の例文をもっと
(50作品+)
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覺束
(逆引き)
郡奉行へ相談の上
見知人
(
みしりにん
)
の爲江戸表へ
連行
(
つれゆく
)
事と定めけれど
老人
(
らうじん
)
なれば
途中
(
とちう
)
覺束
(
おぼつか
)
なしと甚左衞門をも
見知人
(
みしりにん
)
に出府致す樣申渡し直に
先觸
(
さきぶれ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
を
鹿
(
じか
)
なく
此
(
こ
)
の
山里
(
やまざと
)
と
詠
(
えい
)
じけむ
嵯峨
(
さが
)
のあたりの
秋
(
あき
)
の
頃
(
ころ
)
——
峰
(
みね
)
の
嵐
(
あらし
)
か
松風
(
まつかぜ
)
か、
尋
(
たづ
)
ぬる
人
(
ひと
)
の
琴
(
こと
)
の
音
(
ね
)
か、
覺束
(
おぼつか
)
なく
思
(
おも
)
ひ、
駒
(
こま
)
を
早
(
はや
)
めて
行
(
ゆ
)
くほどに——
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
おぼつか(覺束)の例文をもっと
(72作品)
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