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掛念
ふりがな文庫
“掛念”の読み方と例文
読み方
割合
けねん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けねん
(逆引き)
これではとても文学でパンを得る事は
覚束
(
おぼつか
)
ないと
将来
(
ゆくすえ
)
を
掛念
(
けねん
)
したばかりでなく、実は『浮雲』で多少の収入を得たをさえ恥じていた。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ええそういう
訳
(
わけ
)
なら御嫁に来て上げましょうと、その場ですぐ承知しないとも限るまいと思って、
私
(
ひそ
)
かに
掛念
(
けねん
)
を
抱
(
いだ
)
いたくらいである。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あえて
咎
(
とが
)
むるに
足
(
た
)
らずといえども、これを文字に
記
(
しる
)
して新聞紙上に
公
(
おおやけ
)
にするに至りては、
伝
(
つた
)
えまた伝えて或は世人を
誤
(
あやま
)
るの
掛念
(
けねん
)
なきにあらず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
掛念(けねん)の例文をもっと
(31作品)
見る
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
“掛”で始まる語句
掛
掛合
掛金
掛物
掛声
掛茶屋
掛行燈
掛蒲団
掛川
掛樋
検索の候補
御掛念被下間敷候
“掛念”のふりがなが多い著者
夏目漱石
島崎藤村
福沢諭吉
内田魯庵
樋口一葉
幸田露伴
横光利一
芥川竜之介