“掛川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かけがわ90.9%
かけがは9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一体東海道掛川かけがわ宿しゅくから同じ汽車に乗り組んだと覚えている、腰掛こしかけすみこうべを垂れて、死灰しかいのごとくひかえたから別段目にも留まらなかった。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こんなことを話し出しているうちに、金谷かなやから新坂しんざかへ二里、新坂から掛川かけがわへ一里二十九町、掛川から袋井ふくろいへ二里十六町。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一体いつたい東海道とうかいだう掛川かけがは宿しゆくからおなじ汽車きしやんだとおぼえてる、腰掛こしかけすみかうべれて、死灰しくわいごとひかへたから別段べつだんにもまらなかつた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)