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死灰
ふりがな文庫
“死灰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しかい
64.3%
しくわい
35.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかい
(逆引き)
一体東海道
掛川
(
かけがわ
)
の
宿
(
しゅく
)
から同じ汽車に乗り組んだと覚えている、
腰掛
(
こしかけ
)
の
隅
(
すみ
)
に
頭
(
こうべ
)
を垂れて、
死灰
(
しかい
)
のごとく
控
(
ひか
)
えたから別段目にも留まらなかった。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
地面は昼間温かい太陽に向って九千三百万マイルの彼方から来る光熱を浴びているが、夜になると冷たい
死灰
(
しかい
)
のような宇宙の果に向き変ってしまう。
歳時記新註
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
死灰(しかい)の例文をもっと
(9作品)
見る
しくわい
(逆引き)
一体
(
いつたい
)
東海道
(
とうかいだう
)
掛川
(
かけがは
)
の
宿
(
しゆく
)
から
同
(
おなじ
)
汽車
(
きしや
)
に
乗
(
の
)
り
組
(
く
)
んだと
覚
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
る、
腰掛
(
こしかけ
)
の
隅
(
すみ
)
に
頭
(
かうべ
)
を
垂
(
た
)
れて、
死灰
(
しくわい
)
の
如
(
ごと
)
く
控
(
ひか
)
へたから
別段
(
べつだん
)
目
(
め
)
にも
留
(
と
)
まらなかつた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
既
(
すで
)
に一
燼
(
じん
)
の薪となるべきを、幸に
字
(
じ
)
を
識
(
しる
)
者に
遇
(
あひ
)
ひて
死灰
(
しくわい
)
をのがれ、
韻客
(
ゐんかく
)
の
為
(
ため
)
に
題詠
(
だいえい
)
の
美言
(
びげん
)
をうけたるのみならず、
竟
(
つひ
)
には
椎谷侯
(
しひやこう
)
の
愛
(
あい
)
を
奉
(
ほう
)
じて身を
宝庫
(
ほうこ
)
に安んじ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
死灰(しくわい)の例文をもっと
(5作品)
見る
“死灰”の意味
《名詞》
火が消え冷たくなった炭。
生気がなく、枯れたような心や様子。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
“死灰”で始まる語句
死灰再燃
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鈴木牧之
山東京山
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