“一体”のいろいろな読み方と例文
旧字:一體
読み方割合
いったい54.5%
いつたい18.2%
いってえ13.6%
いってい6.8%
いつてい2.3%
ひとつ2.3%
言葉2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八時今市発の汽車に乗らぬと、今晩中に日光へくことは出来ぬ。一体、塩原から日光へひと跳びというのがに人間ではない。
……一体が、天上界遊山船らへて、丹精めました細工にござるで、御斉眉から天人のやうな上﨟御一方、とんだげな。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
龜「手前は新参者の癖に、殿様のお気に入りを鼻に懸け、大手を振って歩きやアがる、一体貴様は気に入らねえ奴だ、この畜生め」
らは一体、雪というやつはあまり好かねえんだ、降る時は威勢がいいけれど、あとのザマと言ったらねえからな」
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「駐在所ぢや、一体何を為て居るんだか、はア、困つた事だ」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
円髷の女には円髷の女、銀杏返の女には銀杏返の女が、一体ずつ影のように——色あり縞ある——影のように、一人ずつ附いて並んで、……いや、二人、三人、五人、七人、おなじようなのが
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あのお方はチャンタン(チベットの西方の高原を指していう)の名高いラマ(上人)でござります——チャンタンという一体の意味は北の原ということになって居るがチベットでは西の原を
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)