“天人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
てんにん69.0%
てんじん13.8%
あまびと6.9%
あめびと3.4%
てんびと3.4%
アメヒト3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“天人”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 戯曲33.3%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのはじめ人間よりも前に、安助あんじょ(天使)とて無量無数の天人てんにんを造り、いまだ尊体を顕し玉わず。
るしへる (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
群集の思はんほどもはばかられて、わきの下につめたき汗を覚えたのこそ、天人てんにん五衰ごすいのはじめとも言はう。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
というのは、倫理、宗教と合して、天人てんじんに関するわれわれのいっさいの見解を表わしているものであるから。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
「貂蝉。おまえに礼をほどこしたのではない。漢の天下を救ってくれる天人てんじんを拝したのだ。……貂蝉よ、世のために、おまえは生命をすててくれるか」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天人あまびとは消なばぬがに羽ごろもの袖乞ひめり草合歓の花
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
笑聲ゑみごゑどよむ天人あまびと
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「天ざかるひなやつこ天人あめびとく恋すらば生けるしるしあり」(巻十八・四〇八二)という家持の用例もある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「そりゃ、そうだろう、当然あたりまえのことだ、いやしくも有夫の女じゃないか、言語道断だ、それをまたとりもつ婆あは、一層言語道断だ、天人てんびとともにゆるさざる奴だ」
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
こま錦 ひもとき易之カハシ 天人アメヒトの妻どふ宵ぞ。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)