“天人（てんびと）” の例文

「そりゃ、そうだろう、当然（あたりまえ）のことだ、苟（いやしく）も有夫の女じゃないか、言語道断だ、それをまたとりもつ婆あは、一層言語道断だ、天人（てんびと）ともに赦（ゆる）さざる奴だ」

春心 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)

“天人”の意味

《名詞》

（てんじん）天と人。

（てんにん、てんじん）天界で暮らす神。天部。
(出典:Wiktionary)

“天人（天(仏教)）”の解説

仏教における天（てん、sa: deva [デーヴァ]）とは、衆生が生死流転する六道のうちの最上部にある世界のことであり、天界、天上界、天道とも呼ばれる。天界は、この地上から遙か上方にあると考えられている。
天界の住民の総称を天人、天部、天衆といい、神やその眷族が住んでいる。諸天部、天部神ともいう。インドの古来の神が仏教に取り入れられて護法善神となったものである。
(出典:Wikipedia)

天	常用漢字 小１ 部首:⼤ 4画
人	常用漢字 小１ 部首:⼈ 2画