“天部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまべ40.0%
てんぶ33.3%
テンブ26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四条河原の細工とは今の天部あまべ部落が、なお四条河原の今の大雲院の地におった時代の事で、当時彼らは神事の建築にもたずさわっていたのです。
本朝ほんてう出来の像としては、まづ此程物凄い天部てんぶの姿を拝んだことは、はじめてだと言ふものもあつた。神代の荒神たちもこんな形相ぎやうざうであつたらうと言ふ噂も聞かれた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
日本に仏教が這入つて後、仏教を以て本体と考へ、日本在来の神の道を異端、又は、天部テンブの道或は、仏教の一分派のやうに感じた。
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)