“形相”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぎょうそう81.0%
ぎやうさう12.7%
ギヤウサウ2.1%
かおかたち0.7%
ぎやうざう0.7%
ぎようそう0.7%
けいそう0.7%
げうさう0.7%
ウシヤ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“形相”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
憤怒とも驚愕とも形容の出来ない形相ぎょうそうになったと思うとヒクヒクと顳顬こめかみを震わしつつ正木博士を振り返った。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
と——どうだろう! 眉をしかめた形相ぎょうそう青蝋あおろうのような色に変らせて、グタッと、お米の肩へもたれてくる。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かほ、其まなじり、其瞻視せんし、其形相ぎやうさう、一として情慾に非ざるものく、しかも猶美しかりき。
何だ馬鹿々々しいと気のついた時、渠は半分腰を浮かして、火鉢の縁に両腕を突張つて、我ながら恐ろしい形相ぎやうさうをして居た。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
神代の荒神アラガミたちも、こんな形相ギヤウサウでおありだつたらう、と言ふ噂も聞かれた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
神代のアラ神たちも、こんな形相ギヤウサウでおありだつたらう、と言ふ噂も聞かれた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
この声を聞くや否やその少女は直ぐにむっくりはね起きて、青眼先生の顔を一眼チラリと見ましたが、忽ち物凄い形相かおかたちになって——
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
神代の荒神たちもこんな形相ぎやうざうであつたらうと言ふ噂も聞かれた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
見る見る老女のいかりは激して、形相ぎようそう漸くおどろおどろしく、物怪もののけなどのいたるやうに、一挙一動も全くその人ならず、足を踏鳴し踏鳴し、白歯のまばらなるをきばの如くあらはして、一念のれるまなじりは直行のほかを見ず、
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
虹汀此の所の形相けいそうを見て思ふやう。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
およしん化物ばけものといふものは、何處どこ部分ぶぶんはなしても、一しゆ異樣いやう形相げうさうで、全體ぜんたいとしては渾然こんぜんしゆまとまつたかたちしたものでなければならない。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
多くの封建君主は、この一番上の形相ウシヤの位置に、楽々と坐れるように、それはしくまれたのであった。
美学入門 (新字新仮名) / 中井正一(著)