“形跡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいせき83.3%
あと12.5%
ぎょうせき4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはそれとして、このお藤は、先年来十里四方お構いに相成りおるはずなのが、目下江戸府内ふないに潜入しておる形跡けいせきがあると申すではないか
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
翌朝になると早速さっそく裏木戸や所々ところどころと人の入った様な形跡あとを尋ねてみたが、いずれも皆固くとざされていたのでその迹方あとかたもない、彼自ら実は少し薄気味悪くなり出したが
暗夜の白髪 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
一足飛びに走り出てみると、果たして台所の土間どまが雪に汚れて、何ものかの忍びこんだ形跡ぎょうせき歴然れきぜん
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)