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渾然
ふりがな文庫
“渾然”の読み方と例文
読み方
割合
こんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんぜん
(逆引き)
ことごとく音楽と結び付いて
渾然
(
こんぜん
)
たる一大総合体を形作り、楽劇の形式において芸術の最高位に置かるべきであると信じたのである。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
かく
渾然
(
こんぜん
)
たる作品を得ることは困難でござりますという意味を
概略
(
あらまし
)
陳述して、若井兼三郎の作家に対する好意を御披露に及んだ所
幕末維新懐古談:61 叡覧後の矮鶏のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
その境地では、おそらく、芸術と生活との対立が解消されて、両者の
渾然
(
こんぜん
)
とした
融合
(
ゆうごう
)
が、実現されることになるのではあるまいか。
「ヴェニスに死す」解説
(新字新仮名)
/
実吉捷郎
(著)
渾然(こんぜん)の例文をもっと
(67作品)
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“渾然”の意味
《名詞》
渾然(こんぜん、「混然」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
混じり、溶け合いこと。
円満で欠点などがないこと。
(出典:Wiktionary)
渾
漢検1級
部首:⽔
12画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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