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こんぜん
ふりがな文庫
“こんぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
渾然
97.1%
混然
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渾然
(逆引き)
その境地では、おそらく、芸術と生活との対立が解消されて、両者の
渾然
(
こんぜん
)
とした
融合
(
ゆうごう
)
が、実現されることになるのではあるまいか。
「ヴェニスに死す」解説
(新字新仮名)
/
実吉捷郎
(著)
それはやがてもりあがって勝ち誇った歓喜の叫びとなり、
渾然
(
こんぜん
)
とした調べはいよいよ高く、ひびきの上にひびきをつみかさねていった。
ウェストミンスター寺院
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
こんぜん(渾然)の例文をもっと
(50作品+)
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混然
(逆引き)
その室は、毎朝氏の掃除にはなりますが、書籍や、作りかけの仕事などが、
雑然
(
ざつぜん
)
混然
(
こんぜん
)
として居て
一寸
(
ちょっと
)
足の踏み所も
無
(
な
)
い様です。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
静かに来り触れて、我が呼吸を
促
(
うな
)
がす、目を放てば高輪三田の高台より
芝山内
(
しばさんない
)
の森に至るまで、見ゆる限りは
白妙
(
しらたへ
)
の
帷帳
(
とばり
)
の
下
(
もと
)
に、
混然
(
こんぜん
)
として夢尚ほ
円
(
まどか
)
なるものの如し
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
こんぜん(混然)の例文をもっと
(2作品)
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