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帷帳
ふりがな文庫
“帷帳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とばり
61.1%
トバリ
16.7%
いちょう
11.1%
カアテン
5.6%
カーテン
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とばり
(逆引き)
部屋のあらゆる部分に懸っている立派な
帷帳
(
とばり
)
は、その源の見出さるべくもない、低い、憂鬱な音楽の
顫音
(
せんおん
)
につれて震えていた。
しめしあわせ
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
帷帳(とばり)の例文をもっと
(11作品)
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トバリ
(逆引き)
郎女は目を
瞑
(
ツブ
)
つた。だが——瞬間
睫
(
マツゲ
)
の間から
映
(
ウツ
)
つた細い白い指、まるで骨のやうな——
帷帳
(
トバリ
)
を掴んだ片手の白く光る指。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
帷帳(トバリ)の例文をもっと
(3作品)
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いちょう
(逆引き)
その後、数日の暇を乞うて、魯粛が田舎の母に会いに行く時、孫権は、彼の老母へといって、衣服や
帷帳
(
いちょう
)
を贈った。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帷帳(いちょう)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
カアテン
(逆引き)
マホガニの頑丈な柱が支へた寢臺は
深紅色
(
しんくしよく
)
の
緞子
(
どんす
)
の
帷帳
(
カアテン
)
が垂れて、部屋の中央に、幕屋のやうに
据
(
すわ
)
つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
帷帳(カアテン)の例文をもっと
(1作品)
見る
カーテン
(逆引き)
金糸でややこしい刺繍の紋章を
綾取
(
あやど
)
った緋色の
帷帳
(
カーテン
)
がユラユラと動いたと思うとサッと左右に開いた。その中の
翡翠
(
ひすい
)
色の羽根布団を
押除
(
おしの
)
けて一つの驚くべき幻影がムクと起上った。
冥土行進曲
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
帷帳(カーテン)の例文をもっと
(1作品)
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“帷帳”の意味
《名詞》
垂れ絹。とばり。
陣営など幕を張り、作戦計画を立てる所。
(出典:Wiktionary)
帷
漢検1級
部首:⼱
11画
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
“帷”で始まる語句
帷
帷子
帷幕
帷幄
帷中
帷衣
帷張
帷越
帷巾
帷布
検索の候補
帳帷
帳帷闃寂
“帷帳”のふりがなが多い著者
釈迢空
ヴィクトル・ユゴー
木下尚江
エドガー・アラン・ポー
折口信夫
夢野久作
石川啄木
寺田寅彦
吉川英治