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押除
ふりがな文庫
“押除”の読み方と例文
読み方
割合
おしの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしの
(逆引き)
吾輩は、思わずその禿頭を平手で
押除
(
おしの
)
けた……と思ったが、気が付いた時には、楽屋の荒板の上に横たおしにタタキ付けられていた。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
わたしはこの重みが
譃
(
うそ
)
であることを知っているから、
押除
(
おしの
)
けると、身体中の汗が出た。しかしどこまでも言ってやる。
狂人日記
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
遮二無二
(
しゃにむに
)
に
噛
(
かじ
)
り付いてくる少年の
前額
(
おでこ
)
に
掌
(
て
)
をかけて、力任せに
押除
(
おしの
)
けようと
踠
(
もが
)
いているうちに、浅田の夢は破れて、
蚊帳
(
かや
)
を外した八畳の間にぽっかりと目を
覚
(
さま
)
した。
秘められたる挿話
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
押除(おしの)の例文をもっと
(8作品)
見る
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上
“押除”のふりがなが多い著者
松本泰
魯迅
柳田国男
島崎藤村
夢野久作
山本周五郎
泉鏡花