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おしの
ふりがな文庫
“おしの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
押除
40.0%
押退
35.0%
推除
5.0%
御凌
5.0%
押載
5.0%
拒退
5.0%
推斥
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
押除
(逆引き)
わたしはこの重みが
譃
(
うそ
)
であることを知っているから、
押除
(
おしの
)
けると、身体中の汗が出た。しかしどこまでも言ってやる。
狂人日記
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
おしの(押除)の例文をもっと
(8作品)
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押退
(逆引き)
きつぱり跳ねつけるやうに
強
(
きつ
)
く手をふつたが、それでもこの船がこの儘天国の港に船がかりするのだつたら、老人は皆を
押退
(
おしの
)
けて、誰よりも先に
埠頭
(
はとば
)
の土を踏んだに相違なかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
おしの(押退)の例文をもっと
(7作品)
見る
推除
(逆引き)
素鼠縮緬
(
すねずみちりめん
)
の
頭巾被
(
づきんかぶ
)
れる婦人は
樺色無地
(
かばいろむじ
)
の
絹臘虎
(
きぬらつこ
)
の
膝掛
(
ひざかけ
)
を
推除
(
おしの
)
けて、
駐
(
と
)
めよ、返せと
悶
(
もだ
)
ゆるを、
猶
(
なほ
)
聴かで
曳々
(
えいえい
)
と
挽
(
ひ
)
き行く
後
(
うしろ
)
より
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
差付けらるるを
推除
(
おしの
)
くる
機
(
はずみ
)
に、コップは
脆
(
もろ
)
くも蒲田の手を
脱
(
すべ
)
れば、
莨盆
(
たばこぼん
)
の
火入
(
ひいれ
)
に
抵
(
あた
)
りて
発矢
(
はつし
)
と割れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おしの(推除)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
御凌
(逆引き)
幸ひ小野田が後家の身の上を
頼
(
たのみ
)
ければ君太夫も大坂者ゆゑ一しほ思ひ
遣
(
や
)
り夫は
嘸
(
さぞ
)
御難儀なるべし
片田舍
(
かたゐなか
)
なれども當分
御凌
(
おしの
)
ぎに淺草今戸の町へ
御越
(
おこし
)
あれとて荷物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
おしの(御凌)の例文をもっと
(1作品)
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押載
(逆引き)
伝馬町の獄門台へ
豚尾
(
とんび
)
のついた
梟首
(
さらしくび
)
を
押載
(
おしの
)
せてやるから待っておれ……何を
魂消
(
たまげ
)
たような顔でおれの面を見ている。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
おしの(押載)の例文をもっと
(1作品)
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拒退
(逆引き)
「御覧の通りです、他の人では有りません」と答えて無躾に戸に手を掛け引き開けて、殆ど権田を
拒退
(
おしの
)
ける様にして室の中に入り、「
先
(
ま
)
あ掛けさせて呉れ給え」と有り合わす椅子の上に腰を卸した。
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
おしの(拒退)の例文をもっと
(1作品)
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推斥
(逆引き)
貫一は唯不思議の
為体
(
ていたらく
)
に
呆
(
あき
)
れ惑ひて
言
(
ことば
)
も
出
(
い
)
でず、
漸
(
やうや
)
く泣ゐる彼を
推斥
(
おしの
)
けんと為たれど、
膠
(
にかは
)
の附きたるやうに取縋りつつ、益す泣いて泣いて止まず。涙の
湿
(
うるほひ
)
は
単衣
(
ひとへ
)
を
透
(
とほ
)
して、この
難面
(
つれな
)
き人の
膚
(
はだへ
)
に
沁
(
し
)
みぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おしの(推斥)の例文をもっと
(1作品)
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