トップ
>
駐
ふりがな文庫
“駐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とど
34.4%
と
33.3%
とま
14.6%
とどま
8.3%
とゞ
6.3%
とゞま
2.1%
どま
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とど
(逆引き)
私は以前とは反対に溪間を冷たく沈ませてゆく夕方を——わずかの時間しか地上に
駐
(
とど
)
まらない
黄昏
(
たそがれ
)
の厳かな
掟
(
おきて
)
を——待つようになった。
冬の蠅
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
駐(とど)の例文をもっと
(33作品)
見る
と
(逆引き)
これなん先頃から洛陽郊外の
澠池
(
べんち
)
に兵馬を
駐
(
と
)
めたまま、何進が再三召し呼んでも動かなかった
惑星
(
わくせい
)
の人——
西涼
(
せいりょう
)
の
刺史
(
しし
)
董卓
(
とうたく
)
であった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
駐(と)の例文をもっと
(32作品)
見る
とま
(逆引き)
アビシニアの馬途中で騎手と離るると必ず昨夜
駐
(
とま
)
った処へ還るとベーカーの『ゼ・ナイル・トリビュタリース・オヴ・アビシニア』
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
駐(とま)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
とどま
(逆引き)
明治三十八年五月四日の午後、
阿吉牛堡
(
あきつぎゅうほう
)
に
駐
(
とどま
)
っていた、第×軍司令部では、午前に
招魂祭
(
しょうこんさい
)
を行った
後
(
のち
)
、
余興
(
よきょう
)
の演芸会を
催
(
もよお
)
す事になった。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
駐(とどま)の例文をもっと
(8作品)
見る
とゞ
(逆引き)
鞭聲
(
べんせい
)
の反響に、近き山の岩壁を動かして、
駟馬
(
しば
)
の車を驛舍の前に
駐
(
とゞ
)
むるものあり。車座の
背後
(
うしろ
)
には、
兵器
(
うちもの
)
を執りたる從卒
數人
(
すにん
)
乘りたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
駐(とゞ)の例文をもっと
(6作品)
見る
とゞま
(逆引き)
支那の伍廷芳が全権公使として米国に
駐
(
とゞま
)
つてゐた頃、ある日
市俄古
(
シカゴ
)
に
招待
(
せうだい
)
せられた事があつた。伍廷芳は尻尾のやうな
弁髪
(
べんぱつ
)
を後に
吊下
(
ぶらさ
)
げながら出掛けて往つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
駐(とゞま)の例文をもっと
(2作品)
見る
どま
(逆引き)
ギリシアではかかる時その人立ち
駐
(
どま
)
りて兎を見なんだ人が来て途を横ぎるを
俟
(
ま
)
ちて初めて歩み出す(コラン・ド・ブランチー、前出)。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
駐(どま)の例文をもっと
(1作品)
見る
駐
常用漢字
中学
部首:⾺
15画
“駐”を含む語句
駐在所
駐剳
駐屯軍
駐屯
駐箚
駐劄
御駐輦
駐輦
駐紮
駐外武官
駐春亭
駐止
駐在官
駐蔵
駐蔵大臣
駐蹕
駐車場
駐馬坡
駐馬塘
駐在巡査
...
“駐”のふりがなが多い著者
南方熊楠
吉川英治
与謝野寛
徳冨蘆花
徳田秋声
北村透谷
森鴎外
幸田露伴
永井荷風
梶井基次郎