“吊下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶらさが37.5%
つりさ25.0%
つりさが18.8%
つるさ6.3%
つるさが6.3%
ぶらさ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
由「旦那、只何うもが今日驚きましたのは、のツク乗りで、何うもさまに紐へ吊下って重次郎さんがって参ります処には驚きました」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そのうちに彼女の身体を吊下げている紐が切れ、下へ落ちてしまったのであろう。らくそれは広い海の中であったことと思われる。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
吃りの漁夫と学生が、機関室の縄梯子のようなタラップを下りて行った。急いでいたし、慣れていないので、何度も足をすべらして、危く、手で吊下った。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
なに此処は別に通る人もごぜえませんけれども、梅の時分には店へ腰をかけて、草臥足を休める人もありますから、とべえ駄菓子を置いて、草履草鞋吊下げて
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
六畳の室には電燈が吊下っていて、下の火鉢に火がに起きている。鉄瓶には湯が煮えっていた。小さな机兼食卓の上には、鞄の中から、出された外国の小説と旅行案内と新聞が載っている。
渋温泉の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
支那の伍廷芳が全権公使として米国につてゐた頃、ある日市俄古招待せられた事があつた。伍廷芳は尻尾のやうな弁髪を後に吊下げながら出掛けて往つた。