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吊皮
ふりがな文庫
“吊皮”の読み方と例文
読み方
割合
つりかわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つりかわ
(逆引き)
ならんで
吊皮
(
つりかわ
)
に手をのばして、私は娘の髪が湿っぽく
縒
(
よ
)
れているのに気づいた。娘は、防水した小さな手提げ袋も手にしていた。
軍国歌謡集
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
一歩省線の
吊皮
(
つりかわ
)
につかまって役所なり会社なりへ出ると、社長、重役、部長、課長なんてのが威張っていて、ヘイコラしなくちゃアならない。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
こみ合っている中を、やっと
吊皮
(
つりかわ
)
にぶらさがると、誰か
後
(
うしろ
)
から、自分の肩をたたく者がある。自分は
慌
(
あわ
)
ててふり向いた。
父
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
吊皮(つりかわ)の例文をもっと
(13作品)
見る
吊
漢検準1級
部首:⼝
6画
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
“吊”で始まる語句
吊
吊下
吊橋
吊洋燈
吊上
吊台
吊臺
吊籠
吊鐘
吊革
“吊皮”のふりがなが多い著者
水野仙子
山川方夫
林不忘
太宰治
芥川竜之介
江戸川乱歩
田山花袋
海野十三