“吊臺”の読み方と例文
新字:吊台
読み方割合
つりだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところで源助さん、あの吊臺つりだいを擔いで谷中へ行つた人足の名前が此處にはないやうだが、解つてゐるだらうね」
「町内の十一屋に頼みました。駕籠や吊臺つりだいぢや面白くないから、古風に飾り馬にしようといふ話で——」
「三千兩の吊臺つりだいは何處に置いたんだ。最初は店先、喧嘩が始まつたんで奧へ入れた——成程ね。それから大雨だらう、——雨が先か、喧嘩が先か、三千兩の吊臺が先か」