“つりだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
釣台41.7%
吊台29.2%
吊臺16.7%
釣臺12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
から風邪かぜをひいてたちま腸窒扶斯ちやうチブスになつたのだとふ医者の説明をそのまゝ語つて、泣きながら釣台つりだいあとについて行つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その中には、大身たいしんから贈る祝い物であろう、これ見よがしにしもべになわせて、月輪殿つきのわどのを訪れるらしい幾荷いくか吊台つりだいも通って行った。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「町内の十一屋に頼みました。駕籠や吊臺つりだいぢや面白くないから、古風に飾り馬にしようといふ話で——」
つげれば是さへ喜びて忽地たちまち心地は能く成けり忠兵衞たゞち結納ゆひなふそろへる中に其日は暮行くれゆ明日あすあさに品々を釣臺つりだい積登つみのぼせ我家の記章しるし染拔そめぬきたる大紋付の半纒はんてん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)