“腸窒扶斯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうチフス42.9%
ちょうチブス28.6%
ちやうチフス14.3%
ちやうチブス14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虎列剌コレラ病博士とか腸窒扶斯ちょうチフス博士とか赤痢せきり博士とかもっと判然と領分を明らかにした方が善くはないかと思う。
道楽と職業 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのから風邪をひいてたちま腸窒扶斯ちょうチブスになったのだという医者の説明をそのまま語って、泣きながら釣台のあとについて行った。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
三ヶげつばかりして、やうや都合つがふいたので、ひさりに御米およねれて、出京しゆつきやうしやうとおも矢先やさきに、つい風邪かぜいてたのがもとで、腸窒扶斯ちやうチフス變化へんくわしたため、六十日餘ろくじふにちあまりをとこうへらしたうへ
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
から風邪かぜをひいてたちま腸窒扶斯ちやうチブスになつたのだとふ医者の説明をそのまゝ語つて、泣きながら釣台つりだいあとについて行つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)