“都合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つごう67.0%
つがふ27.7%
つがう2.7%
ぐつ0.9%
つごふ0.9%
つもり0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この竹の筒のやうなものが都合つごう十八あつたのを取りへ取り更へてかけて見たが、過半は西洋の歌であるので我々にはよくわからぬ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
られる都合つがふならばまたいままでのやうにお世話せわりにまする、るべくは鳥渡ちよつとたちかへりにぐも出京しゆつけうしたきものとかるくいへば
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
くわふるに春枝夫人はるえふじん日出雄少年ひでをせうねん部室へやわたくし部室へやとは隣合となりあつてつたので萬事ばんじいて都合つがうからうとおもはるゝ。
「あんさんのお父つぁんに都合ぐつが悪うて、私は顔合わされしまへんがな」柳吉は別に異をてなかった。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
都合つごふ五日目いつかめには、鐵車てつしやふたゝ此處こゝかへつて、とも萬歳ばんざいとなへること出來できませう。
引止められるのを振切ってこれから大阪へ下ろうという都合つもり