“不都合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふつがふ53.1%
ふつごう46.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若(も)し日(ひ)が落(お)ちてから來(く)るとすれば、此方(こちら)が認(みと)められない便宜(べんぎ)があると同時(どうじ)に、暗(くら)い中(なか)を通(とほ)る人(ひと)の顏(かほ)の分(わか)らない不都合(ふつがふ)があつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
『切符を賣つといて停車しないのは不都合(ふつがふ)ぢやないか。通過驛なら通過驛だと乘る時にさう言つて呉れないぢや困る。』
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
かつて私にどうも近頃(ちかごろ)の生徒は自分の講義をよく聴(き)かないで困る、どうも真面目(まじめ)が足りないで不都合(ふつごう)だというような事を云われた事があります。
私の個人主義 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「不都合(ふつごう)な奴(やつ)だ。しかしおとなしく人形をだしたから、命(いのち)だけは助(たす)けてやる。どこへなりといってしまえ。またこれから泥坊(どろぼう)をすると許(ゆる)さんぞ」
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)